糖尿病予防と血行促進
血液の流れが悪いのは、血液内にコレステロールが多くなっていることが多く、動脈硬化や、脳梗塞、心筋梗塞などの重篤な疾患の原因ともなる症状なので、しっかり治していくことが求められます。
実は血行が良くない状態は、糖尿病にとってもよくないことなのです。
糖尿病を予防したい、解決したいという方は、血行促進を行っていく必要性があります。
血液の流れが悪いとどうして糖尿によくないのか、というと、インスリンの分泌を悪くしてしまうリスクがあるからです。
インスリンはホルモンの一種で、膵臓のランゲルハンス島のβ細胞で作られています。
血液の流れが悪く膵臓のランゲルハンス島に栄養が届きにくくなると、ランゲルハンス島の働きそのものが弱くなり、インスリンの分泌に影響が出てしまうのです。
また血行不良状態が継続すると、血液の流れを悪くしているコレステロールを減少させるための酵素を分泌できなくなり、コレステロールを減少させることもできなくなります。
ホルモン生成の為の酵素が分泌されなくなるなど、血液の流れが悪い状態は、糖尿病予防を考えるうえで非常に厄介な状態と言えます。
脂質や塩分の多い食事を避け、食物繊維の多い食事をしっかり摂取することで血液内のコレステロールが減少されれば、血行促進となり糖尿病にも予防にも効果的です。