糖尿病予防と生活習慣
若い時と比較して、同じ食事量、運動量も変わっていないのに体重が増加したり、贅肉が多くなってきます。
これは新陳代謝が低くなってしまうためで、生活改善を行っていかないといずれどこかに支障をきたすようになります。
もりもり食べられるというのも、確かに健康のバロメーターです。
でも、暴飲暴食を継続してれば、肥満、メタボリックシンドローム、生活習慣病となり、そこから合併症を発症すれば一生重い病気と付き合っていくことになります。
できれば若い時から暴飲暴食早め、バランスよい食事、適度で継続的な運動、質の高い睡眠を得ることが必要なのです。
脂肪が多い状態、つまり肥満状態が継続すると、インスリンの働きが悪くなってしまったり、インスリンが出にくくなるなどの抵抗性が見られようになります。
インスリンは糖の代謝を行う重要なホルモンですから、インスリンの分泌不足、若しくは抵抗性が見られるという事は血糖値が高くなってしまう要因となるのです。
糖尿病予防には、まずバランスよく野菜の多いメニュー、1日三回適度な量の食事を摂取する事、また適度な運動を行い筋肉量を多くし、質の高い睡眠で疲労を蓄積させないこと、つまり生活習慣を改善していくことが必要となります。
リズムある食事、生活習慣が身につけば、自然と血糖も下がってくるでしょう。