マグネシウム

糖尿病とブドウ糖

糖尿病は血液の中に糖が多くなることで、様々な疾患を引き起こす厄介な病気です。
サイレントキラーと呼ばれているように肝臓同様、ある程度症状が進むまでは自覚症状がないために、気が付いたときにはかなりひどい状態という事も多く、また重篤な合併症を引き起こす事もあり、危険度の高い病気といわれています。
糖尿病な血液の中にブドウ糖が多くなってしまう事で様々な症状を引き起こしますが、このブドウ糖とはどのような物でしょうか。

食べ物を食べると消化酵素によってブドウ糖、乳糖などに分解され胃腸で吸収されます。
吸収されたこれらの物質は、肝臓を通過する際にブドウ糖に変わっていきます。
このブドウ糖が細胞に入り込んで血液内に溶け込み、エネルギーとして利用されるのです。

筋肉、脳、臓器などはブドウ糖をエネルギーとして動くことができ、それぞれに必要な働きをしています。
人が生きていく上で生命活動を行うために、必要不可欠なのがブドウ糖です。
糖尿病となるとこの糖が憎い対戦者となるわけですが、体内でいらないという事はなくむしろ、とても重要な要素を持っている成分であると理解しておかなければなりません。
ただ糖尿病の方は血液内に必要ない過剰なブドウ糖が取りこまれているため、様々な症状、病気を引き起こす起こす要因となってしまうのです。