糖尿病では食事療法と運動療法が基本となり、中でも食事は、予防、治療にとって非常に重要な要素です。
最近コンビニなどでも販売されているトクホのお茶などは、糖の吸収を穏やかにするなどといわれ、糖尿病予備軍や治療を行っている方々に高い人気を誇っています。

糖尿病予防にお茶が効果的というのは、お茶に含まれている食物繊維のデキストリンの効果が、糖分の吸収を穏やかにするというもので、野菜の食物繊維の摂取による糖の吸収を穏やかにするという効果と同じものです。
食物繊維を先に取る事で消化吸収に時間がかかり、食後の血糖値の上昇を抑制するというものです。

その他にお茶の中でもポリフェノールを多く含むグアバ茶も糖尿病に効果的なお茶として注目されています。
このお茶の場合、糖の分解を進める酵素の分泌を抑制する効果があるというもので、緑茶などの糖の吸収を穏やかにするというものとはまた別の効果があるものです。

通常のお茶にもカテキンという成分が含まれていて、等を分解する酵素の分泌を阻害する、また働きを阻害するという効果があるので、毎日食後にお茶を飲んできた日本人の生活は実に理にかなった生活だったという事がわかります。
いずれにしても、食事の改善と共に継続的に利用するという事がポイントです。