マグネシウム

糖尿病と間食

糖尿病では食事と運動が基礎的治療となります。
特に食事療法は糖尿病の基礎中の基礎です。
三食、栄養バランスのいい食事を行う事、野菜を最初に頂きよく噛んでゆっくり食べることで血糖値の上昇を抑制します。
肥満状態の方は今まで好きなものを好きなだけ食べる生活をされていたと思いますが、糖尿病と本気で向き合うためには、必要な栄養素を食品をバランスよく適量頂くという事を継続的に行う必要があるのです。

糖尿病となっている方は、健常者よりもずっと血糖値の上昇が起きやすくなっています。
血糖値は日内変動しますが、血糖値が上昇しやすい時間帯におやつなど間食を食べると血糖値が急上昇し、その上昇が継続してしまう事もあります。
となると、やはり感触は良くない・・・という事になります。
医師が数値を判断し、間食は絶対に禁止という方は、指導を守ってください

医師からなるべく間食はしないように、間食を毎日食べる事はしないように、という指示を受けているという場合、食べる場合の時間帯をしっかり考えるべきです。
通常間食というと、3時くらいに頂くことが多いと思いますが、ランチからまだ完全に血糖値が下がりきらない状態でおやつを食べることで高血糖が継続してしまう事になります。

どうしても食べたいという場合、食事の最後に食事の一部という感覚で食べる、運動の前に食べると血糖値が上昇しにくくなります。
また間食のないようですが、スナック菓子などは出来る限り避ける、袋全部を食べるのではなく少量にする、量が分らない場合には、医師にどの程度なら食べてもいいかと確認してみるといいでしょう。