糖尿病予防に海藻類
肥満は糖尿病になるリスクを上昇させてしまう事は、みなさんご存知でしょう。
会社の健康診断で生活習慣病と共に重要視されているメタボリックシンドローム予防は、糖尿病や高血圧などの病気を予防、改善するために肥満にならないことが重要だからです。
肥満になり体脂肪が多くなればインスリンの分泌が悪くなったり、インスリン抵抗性が高くなるため、糖尿病になるリスクが高くなります。
糖尿病予防を考える上で食生活の改善は欠かせないものです。
低糖質の食べ物をよく理解し、毎日の献立の中にこうした食べ物を取り入れていくことが不可欠ですが、低糖質でありローカロリーであり、しかも食物繊維が多いという糖尿病のためにあるような食材があります。
それは、海藻類です。
ワカメ、昆布、ヒジキなどはミネラルが豊富で鉄分もたっぷりです。
食物繊維が豊富でカロリーもほとんどありません。
糖尿病予防の方にも糖尿病で食事治療を実践されている方にも安心して食べていただける食材です。
ただ、こうした海藻類を食べる際に気を付けてほしいのが脂質や塩分の取り過ぎです。
海藻類はもともとほとんど味を感じないのでドレッシングなどをかけすぎてしまう傾向にあります。
最近はノンオイル、塩分控えめのドレッシングなども販売されていますが、たっぷり利用してしまっては塩分過多になりますので、適量利用し、海藻類を糖尿病予防食に活かしていきましょう。