マグネシウム

糖尿病1型

日本人に多い糖尿病といえば、生活習慣が起因となる事が多い2型糖尿病です。
血糖がったかい状態が継続し、インスリン分泌低下やインスリン抵抗性を持ってしまうもので、食生活、運動不足などが大きな要因です
1型は2型と違い、食生活や運動不足などから起こるものではなく、自己免疫反応の異常、ウイルス感染などが要因となって起ります。

インスリンは腎臓のランゲルハンス島でβ細胞によって作られます。
自己免疫反応の異常やウイルスの感染によってβ細胞を「自分で攻撃」してしまうため、インスリン分泌の機能が破壊されてしまうものと、原因不明の特発性があります。

1型の場合、インスリンを分泌するβ細胞そのものが機能しなくなってしまいますので、インスリン療法を行う必要があります。
1型の場合、その患者さんの状態によって、食事療法、運動療法、内服などを組み合わせて治療し、症状が進みインスリン分泌が低下した場合、インスリン療法がおこなわれます

1型は比較的若い方に発症する病気で、子どもにも見られますが、稀に高齢者の中に1型を発症される方もいます。
日本人はほとんどが2型糖尿病で1型は年間10万人に1.5人から2.5人くらいです。
各研究機関や医療機関で1型に関して研究が進められており、最近は遺伝子との関連性が注目されています。