マグネシウム

糖尿病予防と血糖値

健康診断等で糖尿病の判断となる数値が血糖値です。
糖尿病予備軍、また高血糖が継続しているという状態になれば、その他の検査が必要となりますが、一般的に糖尿病の指針となる数値が血糖値であり、とても重要な数値になります。

血糖値というのは、血液の中の糖分の濃度を表す数値で、通常健康である人なら、空腹時80から110くらいです。
食べ物を食べると食べ物が胃腸で消化吸収され、分解されたブドウ糖が血液内に入ってくるため、血糖値は健康な人でも上昇します。
食後血糖値の上限は140くらいです。
この数値よりも食後血糖が高い数値が継続していると、高血糖継続状態として糖尿病と認識されます。

血糖値に関しては高くなければいいという事ではなく、低くなってしまうと命の危険も伴うため、低血糖もよくない状態です
平均値内にある、ということが重要なのです。
高血糖状態であっても合併症が起きやすくなる状態まで自覚症状が現れないというのが糖尿病の怖いところなので、血糖値がどういった状態にあるのかを確認することがとても重要なのです。

血糖値が上昇しない食生活、また適度な運動を行う事が大切です。
血糖値が高くならないためには飲みすぎ、食べ過ぎを防止し、食物繊維をしっかり摂取するという事が重要です。
内蔵型脂肪が多くなるとインスリン抵抗性が高まり血糖値が高くなりやすくなるため、筋肉量を増やしインスリン抵抗性を抑制していくことも必要です。