マグネシウム

糖尿病予防と代謝促進

糖尿病になると食事と運動が基礎治療となります。
糖尿病予防を行っていくためにも、食事、運動は欠かせないことです。
食事に関しては体脂肪を増加させない、暴飲暴食を抑制することで糖質の摂取を必要以上に行わないことになるので、必要とわかりますが、糖尿病予防になぜ運動が必要となるのでしょうか。

実は筋肉量を増やすことで糖の代謝促進が出来るのです。
運動を継続的に行う事で、血糖を硬化させる作用があります。
運動を行う際には、筋肉内に大きなエネルギーが必要となります。
エネルギーの元になるのが糖です。
身体をしっかり動かすと血液内のブドウ糖が大量に消費され、そのことから血糖値が下がっていくのです。

食後は健康体の方でも血糖値が上昇しますので、糖尿病の方、また糖尿病予防のために運動を行おうという方は、食後30分から2時間の血糖値が著しく上昇する時間帯にしっかり運動を行うと効果的です。
食後に血糖値が増大すると、血液内がさらにドロドロ状態になりますので、血管壁が厚くなり動脈硬化を引き起こす要因となります。

筋肉を動かし脂肪細胞を燃焼させるため、食後に有酸素運動を継続的に行う事が理想的です。
ウォーキングやジョギングなど自分の体力に合わせて少しずつ行っていき、最終的に毎日20分以上継続して行えるようにしていくことが理想的です。