糖尿病とストレス、実は密接な関係がある事をご存知でしょうか。
ストレスを強く受けたり、継続的に受けていると体はストレスに対抗するため、抗ストレスホルモンというホルモンを分泌します。
この抗ストレスホルモンは血糖値を上昇させる働きを持っています。
また抗ストレスホルモンが分泌されることでインスリン抵抗性（インスリンが分泌されていても働きが弱くなる）が高くなってしまいます。

ストレスを感じると何かで発散したいと考えるのが人間です。
多くの人がストレス解消のために行ってしまうのが暴飲暴食です。
好きなものをお腹いっぱい食べる、好きなお酒を好きなだけ飲むという事で、ストレス解消をしているのですが、こうした暴飲暴食は血糖値の上昇を継続させる要因ともなるため、ストレス解消となる行動でも、糖尿病予防、改善の行動にはなりません。

糖尿病予防を考慮したストレス解消のすべを持っておくことが必要です。
最適なのが体を動かすという事です。
スポーツをすると汗をかきスッキリします。
運動が苦手な方は、景色を眺めながらウォーキングしてもいいでしょう。
家族と一緒に公園でバドミントンなどを楽しむのもよいストレス解消になります。
糖尿病予防のためにもまた近年多くなっているうつ予防のためにも、体にいいストレス解消法を考えてみましょう。