糖尿病予備軍が700万人以上いるという日本です。
昔は和食が主だったのですが、今は欧米食がほとんどで、脂質も塩分も多い状態の食事をされている方がほとんどでしょう。
昔と比較すると食物繊維の摂取量も極端に少なくなっています。
こうした現代日本の標準的食事は、糖尿病リスクの高い食事だと言っていいでしょう。

糖尿病に注意が必要な食習慣ですが、一番リスクが高いのが暴飲暴食です。
好きなものを好きなだけ食べ、飲み、量や質を気にすることなくどんどん消費する、という食生活は糖尿病以外でも、高血圧、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞などの病気を引き起こす要因となります。
腎臓疾患にもつながるリスクがあります。

また暴飲暴食を継続しているという事はなくても、例えばごはんの前にスナック菓子をつまみにお酒を飲み、食べ終わったらおかず、ご飯を食べるというのもカロリーオーバー、脂質オーバー、塩分オーバーの食事で、糖尿病になるための食事といっても過言ではありません。
これに加えて食後にアイス、寝る前にちょっと甘い物なんて食生活を継続していれば糖尿病になる可能性が格段に高くなります。

この逆を考えれば、糖尿にならない食生活がわかります。
暴飲暴食を避け、栄養バランスのいい食事を腹八分目に食べる、間食は極力避け食べるようでも量を加減する、考えてみれば、非常に簡単な事なのです。