マグネシウム

糖尿病での一日の摂取カロリー

糖尿病の治療の基本は、運動療法と食事療法です。
糖尿となっている多くの方が暴飲暴食を継続されてきており、カロリーオーバーとなっています。
糖尿も高血糖が長年継続し、症状がかなり進むと肥満から急激な体重減少となりますが、こうした状態になる前に、しっかりカロリーコントロールを行い、糖尿病を改善する食事を継続していくことが必要です。

基本は、栄養素のバランスが整った食事、また食べることにしっかり時間をかけて、三食きちんと食べるという事が基本となります。
糖尿病の食事というと、家族と一緒に食べるのがつらいほど制限されているものと感じる方もいるのですが、そういったことはありません。
基本を押さえてメニューを考えれば、家族にとっても健康食となるのが糖尿病の食事です。

まずカロリーですが、その方の身長などによっても違いがあります。
自分に必要なカロリー数を計算するためには、標準体重を知る事が必要となるので、身長(m)×身長(m)×22で、BMI(標準体重)を計測してみましょう。
身長158cmの方の場合、1.58×1.58×22で約55㎏が健康的な標準体重です。
この22という数字ですが、生活強度によって変更します。
主婦、事務仕事、サラリーマン(デスク仕事)の方は22、高齢者の方で動きが少ない方は25、重労働を行う方は40、といった具合です。

ここからカロリー数を割り出しますが、一般的に糖尿病でも痩せるという所まで行っていない方は、1600キロカロリーから1800キロカロリーくらいが妥当な1日のカロリーです。
糖尿病の場合、カロリーよりもバランスよく食べるという事が必要となるため、単位による計算等で食事量、メニューを考慮します
糖尿病の食品単位数は書店でも販売されていますし、ネットでも見ることができますので確認してみましょう。