マグネシウム

糖尿病予防と水泳

糖尿病予防を考える方の中には肥満状態という方も多いです。
体重が増加し体を動かすことが億劫になっている方も多いでしょう。
肥満になってしまうと関節にも負担がかかり、若い年代でも関節に支障があったり、腰が弱いなど、関節に疾患を抱えている方も多いです。
でも運動しなければ糖尿病や高血圧、動脈硬化などのリスクが高くなります。
そんな状態の方には、関節に負担の少ない水泳がオススメの運動となります

水泳は水の浮力が働くため、通常の1/10の体重と同じ状態で運動を行う事が出来ます。
ウォーキングやジョギングなどの糖尿病予防に有効的な有酸素運動は、関節などに負担がかかりやすいのですが、水泳なら全身の筋肉を利用して関節に負荷をかけずに有効的な運動ができます。

体重が1/10の状態で運動できるという事に加えて、陸上と比較して水中の抵抗は800倍です。
つまりより強い抵抗の中で運動ができるため、陸上の運動よりもより高い脂肪燃焼効果を狙えるというわけです。
水中では肺も水圧によって圧がかかった状態になっているため、意識せずとも腹式呼吸ができます。
筋力もしっかり利用した抵抗性の強い運動ができるため、新陳代謝の向上も高く糖尿病予防や改善にはもってこいの運動となります。

水が苦手、という方でもプールの中で呼吸を意識しながらウォーキングするだけで効果があります。
腕を大きく振り、足を高く持ちあげるように歩くと効果的です。