マグネシウム

糖尿病予防と緑黄色野菜

糖尿病になる前に、糖尿病予備軍の時にしっかり改善するという事が重要です。
糖尿病になってしまえば食事制限や内服などの治療を長く続けていく必要があります。
食生活の欧米化、ジャンクフードやファストフードなどいつでも食べることができる状態で、現在は子供の中でも糖尿病になる子がいます。
糖尿は大人の病気とは言えなくなっているのです。

日本人は特に2型、いわゆる生活習慣が起因となる糖尿病が多いのですが、その背景に野菜不足があります。
肉類などの摂取が多く、野菜の摂取が少なくなっています
厚生労働省では、野菜を1日350以上摂取するようにと進めており、中でも緑黄色野菜を120g以上摂取する事が必要としています。
実はこの緑黄色野菜の摂取は、糖尿病の予防、改善に関わる事なのです。

緑黄色野菜には抗酸化物質やミネラルが豊富に含まれています。
血糖が高くなると血液がドロドロになりますが、酸化が加わるとさらに動脈硬化などリスクを高めます
糖尿の合併症リスクを高める事にもつながりますので意識して緑黄色野菜を摂取する事が求められるのです。

特に、朝食の際、野菜をたくさん食べると、昼くらいまでその効果が継続し、食事後の血糖上昇を抑制するという報告もされています。
糖尿病の予防、改善、またそのほかの生活習慣病予防のためにも、野菜をしっかりメニューに取り入れていきましょう。