マグネシウム

糖尿病予防とブドウ糖

糖尿病予備軍は全国に700万人ほどいるといわれています。
予備軍の方々はしっかり糖尿病予防を行わずにいれば、いつか糖尿病になるリスクが高い方々です。
糖尿上にならないためには、ブドウ糖の摂取コントロールが必要不可欠です。

糖尿病で自覚症状があるという方は、すでに糖尿病がかなり進行した状態です。
初期段階ではほとんど自覚症状がないため、肝臓病と同様にサイレントキラーといわれています
糖尿病予備軍の方々は、糖尿病予防をしっかり行っていくことが必要ですが、基本となるのは食事と運動です。
特に食事は、ブドウ糖のコントロールに欠かせないものです。

食べ物を食べると胃腸で消化吸収されブドウ糖となって血液内に入ります。
血液内に入ったブドウ糖は筋肉や脳などに運ばれてエネルギーとして利用されます。
過剰な分は肝臓や脂肪組織に蓄積されます。
エネルギーとして利用する際にはインスリンが必要ですが、高血糖状態が継続すると、インスリンの分泌が悪くなってしまったり、インスリン抵抗性によって働きが悪くなります。
するとエネルギーとして利用されにくくなり、血液内にブドウ糖が残ってしまい血糖値が高くなってしまうのです。

現代人は過食の方が多く、食品からブドウ糖を多く取りこんでいます
筋肉量が少なくなり脂肪細胞が多くなると、インスリンの分泌も悪くなっていくので食事療法を行い肥満状態を脱するということも糖尿病予防につながります。