糖尿病の予防にはバランスのいい食事を心がける事、また運動を適度に行うことなどが必要です。
特に食事は糖尿病治療、予防、改善の基礎となる大切な要素です。
健康診断等で血糖値が高い状態であるとか、遺伝的要素を心配されている方は、糖尿病にならないために、予防という事を強く意識した食事を心がけていきましょう。

現代は食に困るという事がありません。
どこにいても食べ物があり、いつでも好きなものを食べることができます。
戦後、栄養価がいい食べ物が多くなり、栄養を十分すぎるほど摂取できるようになった日本人に多くなったのが、生活習慣病です。
糖尿病や高血圧、脂質異常などの病気は、食習慣に強く関係しています。

野菜や海草、魚が中心の食事だったのですが、今は、ハンバーガーなどの手軽に摂取できるメニューが多くなり、好きなだけ食べられる食生活は生活習慣病のリスクを高くしてしまっています。
予防という面を考えると、野菜中心で栄養バランスのいい食事を考えていく必要があります。

また、朝食抜きなどの食習慣だと、ランチでドカ食いをしてしまったり、途中お腹が空いてお菓子などを食べる習慣がついてしまう事もあります。
そうならないように、朝食をしっかり食べることをしっかり考えて生活習慣も見直ししていく方がいいでしょう。