若い人の中にも環境的要因によって2型糖尿病になる方多くなっています。
現代の日本はどこでもいくらでも食べ物を手に入れられ、好きなものをお腹いっぱい食べることができます。
欧米化の食事となり脂質、塩分が強い食事を継続していると、様々な病気のリスクが高くなりますが、その一つに糖尿病があります。

遺伝的要素が絡みある年代になって血糖が高くなるという方もいますが、ほとんどが、食事、運動不足など環境的要因が関係しているもので、生活習慣に大きく起因して発症する事が多いため、「生活習慣病」としても知られています。
インスリンの分泌が少なくなってしまったり、インスリンの働きそのものが弱くなるインスリン抵抗性を見せる場合がありますが、なかなか自覚症状がないため、長い間高血糖状態が継続すると糖尿病となります。

2型の場合、基本的な治療としては食事療法、運動療法です。
検査時点でかなり数値が高いという事になると、内服、インスリン注射などを行う場合もありますが、一般的に食事、運動療法を行いその上で数値が落ちないようなら、内服やインスリン注射などの治療を行っていきます。

2型糖尿病の治療は、その方それぞれによって違います。
お薬の種類、個数などもその方の数値に合わせたものとなるので、必ず医師の診断を継続して受け、数値を把握し、経過観察を行っていくことが必要です。